さらなる取り組み

ところで、私は現在生活するうえでのエネルギー消費とその再生リズムというものも非常に大切にしている。若かりし頃の自分は、疲れ知らずであったこともあり、睡眠時間を削って試験に挑んだこともあったが、だからといって別段良い結果が得られたわけでもない。医大生の頃は特に、付け焼刃もいいところ、睡眠を削り直前に叩き込んだ知識で病理の課題に挑んだりもした。しかし、先ほども述べたようにさほど成果を得られるわけでもなく、試験後もエネルギーの状態は下がったまま。達成感もあまりない。このような経験もあり、現在はいわゆる完徹は避けてエネルギー再生の為、睡眠をしっかり確保するように心がけている。

私は趣味の一環でしばしばマラソン大会に参加している。ドクターが来る日も来る日も外来・病棟で診療を行っていることも人生のマラソンレースのようなものだと思うのだ。スタートからゴールまでずっと同じペースで走り切るというのはなかなか困難である。どこかの時点でものすごく苦しくなる箇所があるかもしれない。はたまたそれを乗り越えると少し楽になり、ペースを上げて、そしてまた苦しくなって・・・。アップダウンの繰り返し、人生もまた然りだと思うのである。    そしてこのインターバルを、私はエネルギーの消費と再生のリズムに置き換えて捉えている。人生における再生というのが睡眠であったり、時には大切な人との絆を深める時間だったりそれは様々だろう。旅行や趣味の時間もそうかもしれない。このような再生の時間でもって心身ともにリフレッシュし、また切り替えて精力的に活動するONとOFFの切り替えが重要なのである。   

やりたい事を決める

医師を目指し求人サイトを眺めている人でも「時間管理」は大切になってくるのではないだろうか。「時間管理」における最大のカギとは、やる事とやらない事を明確にする事である。しかしカギであるのと同時に、後者のやらない事を決めることは勇気がいる。実行に移してみると、思った以上に必要なことに対して使える時間がたくさん作れることに気づけ、事業の成果が上がっていく実感も得ることができるだろう。

アメリカの自己啓発作家がセミナーでこのような事を話していた。その作家はここ20年ほどスーパーマーケットとガソリンスタンドへ行ったことが無いのだそうだ。というのも、いかなくとも不便がないよう代わりに誰かがやってくれる仕組みを整えているのである。スーパーに行かなくても冷蔵庫には食材がたくさんあるし、自身で車にガソリンを入れに行かなくとも常に給油がなされているのだ。

それに習って私も、秘書に車の給油をお願いしてみることにした。その時間を省くことが出来れば、さらに院長としてやらなければならない業務に注力することができる。もちろん、それを秘書に頼むのかと疑問に思う人もいるかとは思うが、その時間が結果的に組織に還元されるよう努力は惜しまない。常に時間を価値あるものにしたいのだ。その分秘書に対しても給与面などよい形でかえせたらと考えている。

このように給油は一例であるが、つまり何が言いたいかというと「やらない事をはっきり決めないと、ドクターとして経営者として成果をより挙げることは困難だ」という事だ。私自身、ドクターのコミュニティーを運営し、マラソン・トライアスロンも参加し、本も書いて、組織も動かしてという今の状況はそれ無しでは作り出せないだろう。いったんやらないと決めたならば、一度ならいいやと妥協せず、まずはしっかり貫いてみよう。

優先順位を決めるという事

やるべき事・やりたいことをリストアップしていくと、診療と診療以外の仕事・自己啓発・趣味や家族との私生活など、たくさん挙げられるかと思う。有限の時間の中で仕事もプライベートも最大限の成果を上げようとするならば、自身で挙げたリストのなかで優先順位のから実行に移していくのが適切だろう。

では優先順位をどのようにつけていくのかということになるが、第一に「重要且つ緊急を要する事」第二に「緊急ではないが重要な事」となってくる。

私の場合を例にとってご紹介しようと思う。私は朝6時に起床してからの一時間を、「緊急ではないが重要」に該当される課題に取り組む時間としている。

私にとっての「緊急ではないが重要」な事は、スタッフへの権限委託のサイクルに付随する事や法人組織内の計画立案などがある。その他にも、スタッフ教育の仕組みづくりなど、解決することで将来的に成果を上げることにつながる事柄が「緊急ではないが重要」に該当することが多い。

人というのは、楽な方に逃げたくなってしまう生き物だ。手の付けやすい問題から手を付けたり、簡単な作業から始めたりしがちだと思う。そのため、私は朝一番の頭がクリアなタイミングに取り組む時間を設けてようにしたのだ。みなさんも、一番頭がさえていると思う時間に取り組む時間を入れてみるといいだろう。

これは医師の転職活動でも同じことが言えるのではないだろうか。

優先順位を決めてみると、医師転職活動もよりスムーズに進めることが出来るかもしれない。

修正型電気けいれん療法における麻酔科医不足の問題

アメリカなどの諸外国では、ECTは修正型電気けいれん療法を指しており、修正型(modified)の頭文字のmをつけてm-ECTと呼ばなくてもよいほど普及しています。

日本でも大学病院や総合病院などの大病院では80~90%が修正型になっていますが、一般の精神科病院では15~20%程度しか行われていません。その原因は、麻酔科医不足と患者さんの費用負担の増加が考えられます。

一般の病院と比べると医師が多い大学病院でさえ、麻酔科医が足りないとされています。麻酔科医によると、修正型電気けいれん療法で行うのは筋弛緩剤と軽い麻酔薬の注射くらいで、心臓手術などの麻酔と比べると簡単な麻酔であり、麻酔科医がかかわる時間も30分程度で、より重要なのは予後をきちんとフォローすることだといいます。

日本の精神科医療の8割以上は個人の精神科病院が占めており、このような病院に麻酔科医を所属させることは医療経費上困難であると考えられますが、非常勤やパートとして麻酔科氏を雇うことが必要であると考えれます。

ある大学病院では、一般の精神科病院にいる難治性の患者さんを、修正型電気けいれん療法を行うために3週間ほど大学病院に転院してもらい、治療終了後はまたもとの病院に戻るという仕組みをつくってます。

このような連携を一度行った一般の精神科病院からは次々に患者さんが送られてきます。

麻酔科医が不足しているという現状を考えると、こうした大学病院と一般精神科病院との連携が、修正型電気けいれん療法を行うためには必要であると考えられます。

医師求人を探している人は、転職活動をする中でこうした医療現場の現状を知っておくことも大切だと考えています。

ぜひこの記事を参考に医師求人を探してみてください。

病棟看護師の一日の業務

 病院において最も人数が多い職種のうちの一つが看護師です。さらに看護師は医師よりも患者に接する機会が多いと言われています。看護師は患者に直接接する機会が多く、さらに患者の情報を最も知り得る職種でもあります。そのため、病院という組織において医師と看護師の役割は分担されており、それぞれ重要な役目を担っています。

 病棟看護師は24時間体制で働くため、ほとんどの病院で3交代制か2交代制を採用しています。ここでは日勤看護師の業務内容を確認します。

朝出勤すると、まずは夜勤をしていた看護師からの申し送りを受けます。夜間の入院患者の状態や、医師の指示変更、新たな指示などがあればそれらが申し送りされます。また、夜間救急などで新たに入院した患者や本日入院予定の患者がいればそれらについても申し送りを行います。

これらの申し送りがすべて終わると、それぞれの担当患者のバイタルサインズを測り、朝の処置や検査への同行または送迎、病棟によっては臥床患者の体位変換なども行います。昼食時には必要な患者に対して食事介助を行い、見守りが必要な患者にはそばについています。交代で休憩を取り、休憩後は病棟カンファレンスや会議、シャワー浴介助などを行います。手術や検査が予定されている患者がいる場合は事前準備や送迎を行います。医師の回診があるときは同行することもあります。午後のバイタルサインズ測定後には患者の看護記録を記載し、夜勤の看護師へ申し送りを行います。

これらすべてをしている間、ナースコールへの対応なども随時していかなければなりません。日によっては終業時刻までに業務が終わらず残業になることも多々あります。

院長の一日

 病院の「院長」と言っても、その病院の規模によってどういった仕事内容かは違います。病院の特徴や力を入れている分野によってもまた異なります。しかしどういった病院においても、院長は最も忙しい職員のうちの一人です。

 院長の仕事の例にはこのような事柄があります。まず朝、医局のカンファレンスに出席し、症例検討を行います。稟議書にも目を通さなければなりません。また、事務や看護部の部長がそれぞれ業務報告のため来室するのでそちらの話を聞きます。

 外来診療のある病院では、院長自身も外来で診察を行う病院がほとんどです。病棟回診ももちろん行います。院長はその病院に所属する医師の一人です。

その後には経営会議もあり、決して十分な休憩がとれるとも限りません。午後には郵便物も一斉に届くため、そちらへも目を通します。病院によっては新聞やテレビなどの取材を受けることも多くなります。医師会という会議が挟まることも多いです。医師会は院外で行われるため、その移動にも時間がかかります。病院へ戻ってきてからは医局会への出席なども行います。

さらに、院長は病院経営についても指揮を執るため、弁護士との打ち合わせや安全管理委員会などの各院内委員会にも出席します。病院外では各会へ出席したり、医局訪問なども行っています。市区町村の保健所での業務が入ることも多いです。

 このように、一見どういった業務を行っているか不透明な院長は、実は病院内でもだれよりも忙しく働いています。ある例では、朝6時に出勤して退勤は夜の8時、それでも「普段より早く帰宅できた」そうです。

 院長も医師の一人です。医師の過重労働問題に取り組む際に、忘れてはならない存在の一人でしょう。

SSRIの登場と薬物治療の変化

SSRIであるフルボキサミンが登場し、パロキセチンが次いで登場しました。SSRIが登場して以降、臨床現場では変化が起こりました。それは軽度の患者の受診数の増加です。うつ病は心の風邪というキャッチフレーズからうつ病はだれにでもかかる可能性がある病なんだというイメージが浸透しました。それと同時にうつ病に対する啓発活動も盛んになり、自らうつ病を疑って受診する方が増えたということです。それまでは受診することをせずに治療を開始する時期が遅れ、判明したころには入院しなければいけないほどに悪化していたなんてケースが多かったのですが、軽度の段階で受信する方が増えたことから外来でうつ病の治療をするということが可能になってきました。

次にSSRIはそれまでの抗うつ薬に比べておおきな副作用が少ないことから、高齢者や身体疾患を患っている方など今までの薬を使えなかった人たちに対してうつ病の薬物治療を始めることができるようになりました。同じ精神科の知識があまりない一般診療医師でもうつ病に対する治療をすることができるようになりました。このようにうつ病の早期発見、早期遅漏開始を促進したという良い面もあるのですが、問題もありました。まず安全な薬というイメージが強すぎたせいか安易に処方されすぎて、患者に対してきちんとした説明をしないまま服用させ、抗不安薬のような使い方で投与するという医療機関が増えてしまいました。SSRIは重大な副作用は少なくはありますが、全くないわけではないのでこれは危険です。そして専門外の医師が正しい情報を持っていなかったために誤った使い方をしていたというケースもありました。とくにあったのは副作用をそれた過少投与です。十分な量の薬が投与されていないので症状が完全に改善される前に途中で治療が中断されてしまい、しばらくすると症状が再発してしまったというパターンが多くありました。

こうした薬物治療に関する知識は、今後医師を目指すうえで必要になってくるのではないかと思います。

医師求人を探している方は、ぜひともこうした知識も頭の片隅に入れておいてほしいです。

メンタルヘルスの実態をつかむ

日常生活を営む上でさまざまなストレスを抱え、うつ病となり、休職をしていた方が緩解したために社会に復帰するためには一般的なうつ病の治療だけでは不十分だとされています。自宅で療養しているときの小さいストレスと、社会に復帰した時のストレスとは大きく異なるからです。うつ病に罹患した患者はストレスをできるだけ避けるように自宅でゆっくりと休養します。テレビを見たり散歩をしたりしながらゆっくりと症状をよくしていきます。よくなってから、社会にもどろうとなるとうつ病を発症させた環境に戻ることになります。通勤だけでも時間がかり、満員電車にも乗るでしょう。そして普段通りの業務をします。職場では上司だけでなく同僚などもいるのでそれらへの気遣いも必要になるでしょう。これは自宅で療養していた時とのギャップがとても大きいです。医師は治療の効果が表れたのを確認して症状が改善したと判断しますが、元の職場で働くということがどの程度のストレスなのかということを医師が理解していなければ社会に戻るまでの支援をしたとは言えないと思います。そのギャップを縮めるために段階的にリハビリを行うということ、それが社会に復帰するためのプログラムとなっています。職場で仕事をするということはその方の持っている能力を生かして評価を得るということです。患者はすぐに仕事に復帰したいと考えていることでしょう。しかし、うつ病にかかってしまったひとは人間というのはとても脆いものなのだということを理解しなければなりません。治療をする側も人間のもろさを理解していなければなりません。その脆さに対するケアを行わず、焦って治療をしてしまうと再発をする可能性も高くなってしまいます。このバランスをとることが大切です。職場に戻ってはじめのうちは周りの人も気を使ってくれるかもしれません。しかし社会は今までと変わらずにうごいているのでそのうち何事もなかったかのように対応されるでしょう。そのときにまたうつ病になってしまったのでは元も子もありません。社会への復帰を本人が希望するときは、自分がどういう環境でうつ病を患ったのかしっかりと理解するということが大切です。これはとてもつらいことかもしれませんが再発を予防するためにも過去を振り返るということはとても大切なことになります。そのためには精神療法的な支援が必要になります。とても大変な作業になりますがとても大事なことなんだという意識をもたなければなりません。

医師になるため、医師の求人を探している方は、ぜひ改めてこうした意識を

ホームページやネットの活用

現在、ほとんどの医療機関がホームページを持っていると思います。
中にはそこで医師の求人を募集していることも多いのではないでしょうか。
そこには勤務時間や休日などが記載されているものの、もっと詳しいことを知りたい人にとってはちょっと情報不足なところがあったりする印象があります。
勤務環境や待遇面などが書いてないと医師求人を求めて転職を希望する人もあまり行きたいと思わないかもしれません。
一般的に医療関係のホームページというのは、患者さん向けであり、地域の人たちに向かって紹介しようとしているものがほとんどなので、求人のことまではそこまで考えられていないようです。
実際、求人募集のページがわかりにくいところも多いです。
もしホームページで求人したいと思っているのであれば、転職を希望する医師が欲しい情報を載せるべきだと思います。
転職希望の医師などに話を聞いて、募集要項のページを作ってみるのも良いのではないでしょうか。
また、医師の求人を求める際、広告媒体を利用するのもひとつの方法です。
広告媒体といっても、現在はインターネットが主流かと思います。
そんなネットの広告でも、記載には十分気をつける必要があります。
たまに、他の医療施設よりも収入が低いところなどが、収入を水増しして記載しているということがあるそうです。
また勤務の待遇面なども悪いことは記載しないというのは当たり前。
そういったところも自分で用心するのはもちろんですが、コンサルタントに頼んでいる場合は記載に嘘がないかどうかも調べてくれ、 万が一記載に嘘のあった医療施設があれば、医師に紹介するようなことはしないそうです。
こうした注意点もあるので、アドバイスとしてお伝えするとしたら、ネットの医師求人広告を見て、良さそうに思ってもすぐに飛びつかない方がよいということです。
コンサルタントなど相談できる人を見つけておくことも大切です。