修正型電気けいれん療法における麻酔科医不足の問題

アメリカなどの諸外国では、ECTは修正型電気けいれん療法を指しており、修正型(modified)の頭文字のmをつけてm-ECTと呼ばなくてもよいほど普及しています。

日本でも大学病院や総合病院などの大病院では80~90%が修正型になっていますが、一般の精神科病院では15~20%程度しか行われていません。その原因は、麻酔科医不足と患者さんの費用負担の増加が考えられます。

一般の病院と比べると医師が多い大学病院でさえ、麻酔科医が足りないとされています。麻酔科医によると、修正型電気けいれん療法で行うのは筋弛緩剤と軽い麻酔薬の注射くらいで、心臓手術などの麻酔と比べると簡単な麻酔であり、麻酔科医がかかわる時間も30分程度で、より重要なのは予後をきちんとフォローすることだといいます。

日本の精神科医療の8割以上は個人の精神科病院が占めており、このような病院に麻酔科医を所属させることは医療経費上困難であると考えられますが、非常勤やパートとして麻酔科氏を雇うことが必要であると考えれます。

ある大学病院では、一般の精神科病院にいる難治性の患者さんを、修正型電気けいれん療法を行うために3週間ほど大学病院に転院してもらい、治療終了後はまたもとの病院に戻るという仕組みをつくってます。

このような連携を一度行った一般の精神科病院からは次々に患者さんが送られてきます。

麻酔科医が不足しているという現状を考えると、こうした大学病院と一般精神科病院との連携が、修正型電気けいれん療法を行うためには必要であると考えられます。

医師求人を探している人は、転職活動をする中でこうした医療現場の現状を知っておくことも大切だと考えています。

ぜひこの記事を参考に医師求人を探してみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です